がんの勉強部屋☆
がんの最新情報から予防、医療情報まで科学的証拠に基づいた情報を集めまています。いろいろな情報を共有できたらと思っています。
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医師との見解の不一致が癌(がん)患者の死亡リスクを高める
進行癌(がん)の患者が自身の身体状態や栄養状態について担当医と異なる見解をもっている場合、死亡リスクが高くなることが米オレゴン健康科学大学癌研究所のIan Schnadig博士らによる研究で示され、シカゴで開催された米国癌治療学会(ASCO)年次集会で発表された。
 今回の研究では、患者のPS(performance status; 患者の全身的な健康状態や日常の動作を行う能力を示す指標)の評価が医師と一致しない場合、死亡リスクが11%増大し、栄養状態の評価が一致しない場合は38%増大することが判明したという。評価が一致すれば生存期間が延びるというものではないが、コミュニケーションの欠如が予後の悪化をもたらしていると考えられると専門家は指摘している。

 この研究にあたって、同大学のチームは進行大腸(結腸)直腸癌および肺癌患者1,636人の協力を得て、7年間の追跡を実施した。医師および患者がそれぞれ、2種類のPS評価と1種類の栄養状態評価を行った結果、それぞれ56.6%、67.1%、58%と、いずれも半数以上の患者が医師と異なる評価をしていることがわかった。

 全体として、医師の方が患者よりも高い評価をつける傾向があった。このほか、特に定年前に働くことができなくなった患者では、仕事に関する評価について医師との不一致が生じやすいこともわかった。学歴が高卒未満の人は大学以上の学歴をもつ人よりも医師との不一致が多くみられたほか、頻繁にうつ状態を訴える人も不一致率が高かった。

 Schnadig氏は、PSや栄養状態について医師と患者との評価を一致させていくことが重要だと述べている。そのための方法としては、定期的に血圧や心拍数などのバイタルサイン(生命徴候)を測定するのと同様に、一定期間ごとに患者からデータを取り医師に提出させることや、臨床試験で用いられる評価値を採用することなどが考えられる。しかし、それよりも単純な解決策として、医師が患者の話をもっとよく聞くべきだとの意見もある。「患者は自分の状態を知りたがっている」と専門家は指摘している。

[2007年6月5日/HealthDay News]

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ナノキャリア、薬効高めた抗がん剤・新薬候補物質で特許
抗がん剤は、がん細胞にのみ効けばいいのですが、
正常細胞にも影響を与えてしまうため副作用が出てしまいます。

それを軽減する試みの一つとして、
がん細胞に行き着くまでは、小さい袋の中に抗がん剤を入れておき、
がん細胞に到達したら袋から抗がん剤が出て、がん細胞を攻撃するという考え方があります。

こうすることで、不必要に正常細胞を攻撃することが少なくなり、副作用の軽減につながると期待できます。

この薬の体内での運搬技術(ドラッグデリバリーシステムDDS)に関する特許を日本のバイオベンチャーがとったそうです。

今後臨床試験に入るとのことで、よい結果がでることを願っています。

以下、記事の内容です。↓


バイオベンチャーのナノキャリア(千葉県柏市、中富一郎社長)は20日、抗がん剤を改良して薬効を高めた新薬候補物質の特許が成立したと発表した。がん組織を狙い撃ちする薬物送達システム(DDS)技術を活用しており、2008年中にも海外で臨床試験(治験)に入る考え。
 特許が成立したのは「高分子ミセル」と呼ぶタイプのDDS製剤。オキサリプラチンと呼ぶ大腸がん治療薬の一部を、直径数十ナノ(ナノは10億分の1)メートルの超微粒子に閉じ込めた。がん周辺の血管にはたくさんの小さな穴が空いており、ここから血管外に漏れ出てがんを集中的に攻撃する。


[2007年7月23日/日経産業新聞]

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遺伝情報編集を邪魔する物質発見=新抗がん剤開発に期待-理研やエーザイなど
遺伝子の「設計図」に基づきたんぱく質が作られる過程で、遺伝情報を編集する「スプライシング」を邪魔する物質を、理化学研究所などの研究チームと、製薬大手エーザイなどの研究チームがそれぞれ発見した。これまでと全く違うメカニズムによる新たな抗がん剤の開発が期待される。論文は23日、米科学誌ネイチャー・ケミカル・バイオロジーの電子版で同時発表された。 

7月23日2時42分配信 時事通信



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オーダーメードのがんワクチン導入
東京大学医科学研究所の研究から生まれたベンチャー企業、テラ株式会社(東京都港区、矢崎雄一郎社長)が開発した「がん樹状細胞療法」を、最新の放射線治療設備を使ったがん治療に取り組んでいる医療法人北斗の北斗病院(北海道帯広市)が導入した。

 樹状細胞療法は、免疫細胞を活性化させ、がんをたたく免疫療法の一つ。患者から採った樹状細胞を治療対象のがんを攻撃するよう覚えさせたうえで培養して患者の体に戻すため、「オーダーメードのがんワクチン」と例えられる。東大医科研などで実証された治療技術を同社が発展させた。

 免疫療法は、手術(外科療法)、抗がん剤(化学療法)、放射線療法に続く、第4のがん治療法として、さまざまな機関が研究開発にしのぎを削っている。

 北斗病院は「樹状細胞療法は放射線治療と併用すると、いっそうの治療効果が期待できる。テラとの事業提携でノウハウを導入し、今月から治療に使える態勢が整った」としている。

 テラの矢崎社長は「将来的には保険適用され、さらに一般的な治療になるよう目指したい」と話している。

7月15日8時0分配信 産経新聞


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子宮頸がん 早期の検診有効
子宮頸がんは子宮がんの一種で、膣から続く子宮のやや細い部分(頸部)にできる。発症のピークは30~40代と若いのが特徴で、20代の患者も増加傾向にある。専門家は「20代から検診を受けて」と呼びかけている。

 子宮頸がんのほとんどはヒト・パピローマウイルス(HPV)の感染で起こることが分かっている。ありふれたウイルスで、性交渉で広がる。性体験のある人の多くが一度は感染しているといわれる。

 感染しても約90%はその人の免疫力で自然に治るが、約10%は持続感染してしまう。その一部が感染から10年以上かけて細胞が変化する高度異形成と呼ばれる前がん状態になり、そのうちの60%以上ががんに進む。

 子宮頸がんの予防と早期発見には、定期的な検診が最も有効だ。欧米では検診の受診率が80%以上に達し、子宮頸がんは減少しているという。日本でも自治体が20歳以上を対象に検診を実施しているが、受診率は20%以下と低迷している。

 特定非営利活動法人(NPO法人)「子宮頸がんを考える市民の会」(東京都千代田区)理事長を務める金沢大医学部の笹川寿之准教授(健康発達看護学)は、「早く見つかれば簡単な治療で治るし、子供も産める。若いうちから関心を持ち、検診をうけてもらいたい」と話している。

 同会が運営するホームページはhttp://orangeclover.org/


6月28日8時0分配信 産経新聞


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有望な初期成績を示した第二のHPVワクチン
インフルエンザを予防するように、子宮頸がんの予防に有効だとされるワクチンの投与の中間結果が発表されました。
ワクチンの名前は、サーバリクスという名前で、パピローマウイルスが悪さをするために、自分のDNAを人のDNAに組み込んだ後でも、
90パーセントの発がん予防ができたとのこと。
このワクチンに関する特徴は、がんでは珍しく、対象となる人が、若い点です。
今回の対象も、15歳から25歳の女性です。
このワクチンの有効性を調べるための試験が、コスタリカで進行中だそうで、今後またしっかりとした結果が発表されると思います。

以下、記事の抜粋です。↓

ヒトパピローマウイルス(HPV)16型および18型による感染を予防するワクチンの一つが中間解析で有望な結果を示したことが、Lancet誌オンライン版の6月28日号に発表された。このワクチンCervarix(サーバリクス)は、グレード2~3の子宮頸部上皮内癌(CIN2+)がいずれかのウイルス型のDNAを含んでいる場合でも90%の予防効果を示した。


この結果は、ワクチンの製造会社グラクソスミスクライン・バイオロジカルズ社の出資を受けて15~25歳の女性18,644人を対象に実施された大規模国際協同試験で得られたものである。この試験のデザインでは、CIN2+が23症例検出された後、初期結果を解析することになっていた。このうち2症例がワクチン投与を受けた女性9,258人から検出され、21症例がA型肝炎ワクチンの投与を受けた対照9,267人から検出された。平均フォローアップ期間は14.8ヵ月であった。


シンシナチ大学のDr. Jessica A. Kahn氏とアルバート・アインシュタイン医科大学のDr. Robert D. Burk氏は論説で、「この中間解析データは希望を与えてくれる」と記載した。しかし、報告にはCIN2+全体の低下率に関する推定値が提示されていないため、ワクチン投与が「現実に」公衆衛生に及ぼす影響について情報が提供されていないことも指摘している。この著者らは、若年者にワクチンを投与すれば公衆衛生面で最も有益であると考えられるが、ワクチン投与後も継続的なスクリーニングが必要であることに変わりはないと力説している。


この試験とは別に、NCIが共同出資し、NIH女性の健康研究オフィス(Office for Research on Women’s Health)およびコスタリカ保健省が支援してCervarixを検討する第3相臨床試験が、現在コスタリカで進められている。この試験により、本ワクチンが公衆衛生に及ぼす影響および本ワクチンの効果に関する情報がさらに得られるはずである。

海外癌医療情報リファレンス

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大腸癌リスクに関する遺伝子マーカーを同定
複数の研究から、大腸がんの形成にかかわる遺伝子の特徴が分かってきたようです。
それは、8番目の染色体の8q24という場所の遺伝子についてで、
この遺伝子の個人差が、大腸がんの形成にかかわっていることを示す結果が複数の研究から示唆されています。
また、この遺伝子は、前立腺がんとのかかわりもあると言われている遺伝子だそうです。
この遺伝子の役割は何なのかに興味を持ちました。
蛋白質をコードしているのか、遺伝子の発現を調節しているのか、その他の働きをしているのか、など、どんな働きをしているのでしょうか。
今後そういった成果も注目だと思います。

以下、記事の抜粋です。↓

別々に進められていた3つのゲノムワイド相関解析(GWAS)の結果がNature Genetics誌オンライン版の7月8日号に発表された。8番染色体上の遺伝子座(8q24)で、大腸癌(CRC)リスクを有意に増大させるいくつかの一塩基多型(SNPs)-DNAの一塩基が変化していること-が特定されたという。この座位は、以前に発表された研究では前立腺癌リスクに重要な役割を果たすことが示されている。


一つ目の研究は、カナダの研究チーム主導で、4段階から成るプロセスを経てCRCリスクと関連するSNPsを特定、検証した。第一段階では、オタワ市のCRC患者1,257人と対照1,336人について、50,000個以上の塩基変化を含む3セットのSNPsを評価した。第二段階では、ワシントン州シアトル市と、ニューファンドランド島の2つの症例群および対照群を対象として、第一段階で特定された有望なリスクマーカー1,143個を検討した。第三段階では、スコットランドの初期のCRCの症例群および対照群を対象として、これまでの3集団で再現性がみられたリスクマーカー76個を検討した。この集団でさらに検証を重ねたリスクマーカー9個が、その後、第四段階としてスコットランドの別の症例群および対照群で検討された。


第三段階で確認されたリスク関連因子のうち2つが第四段階でも同様にみられたことから、研究者らが、ヨーロッパでの数件の研究結果と合わせて2つの遺伝子座8q24および9q24を比較したところ、CRCリスクを有意に増大させる8q24のSNPs 2個を検証するに至った。この多段階にわたる再現プロセスは、相関解析での再現性に関するNCI-NHGRIワーキンググループ(NCI-NHGRI Working Group on Replication in Association Studies)によってネイチャー誌に発表された最新のガイドラインに準拠したものである。


二つ目の研究は、南カリフォルニア大学によるもので、浸潤性CRC患者1,124人および対照群4,573人を対象として、過去に前立腺癌リスクに関する遺伝子マーカーとして特定された6個の変異について検討した。被験者はいずれも多民族集団から選ばれたアフリカ系アメリカ人、日系アメリカ人、ハワイ原住民、ラテン系アメリカ人およびヨーロッパ人の子孫であった。


その後、このグループでCRCリスクと有意に相関するものとして特定された8q24遺伝子座上の変異の1つについて、日系アメリカ人とヨーロッパ人の子孫を対象とした2つのサブ研究で、新たにCRC患者683人及び対照938人を追加し、さらに検討した。この変異は、一方の試験ではCRCのリスクマーカーとして再現性がみられたが、もう一方の試験ではみられなかった。しかし、この3つの試験の総合解析では、依然としてCRCリスクとの有意な相関を示した。


第三の試験は英国で実施されたもので、この試験で集団Aとしている家族性CRC患者930人と対照960人について、SNPs 550,000個以上をゲノタイピングすることに成功した。また、CRCリスクと相関する8q24のSNPsが特定された。その後、研究者らは、CRCリスクと最も強い相関を示したSNPsを3つの症例群および対照群で検討した(CRC患者4,361人と対照3,752人から成る集団B、CRC患者1,901人と対照1,079人の集団C、CRC患者1,072人と対照415人の集団D)。集団Dの患者に限り、CRCの家族歴があった。


最初の集団Aと3つの検証集団B、C、Dから収集したデータにより、「[このSNP]とCRCリスクとの関係を示す決定的な証拠が得られた」と著者らは話した。データをさらに解析すると、このSNPが、結腸および直腸の腺腫-非癌性腫瘍-発現リスクの上昇とも相関していることを示す証拠が得られた。研究者らはこの観察から、8番染色体のこの遺伝子座は、腫瘍の進行よりむしろ形成開始に関与しているのではないかとの考えを示している。

海外癌医療情報リファレンス

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バイエル薬品、悪性リンパ腫適応の経口タイプ抗がん剤発売
バイエル薬品(大阪市)は12日、悪性リンパ腫の治療を目的とする抗がん剤「フルダラ錠10mg」(一般名はリン酸フルダラビン)を発売したと発表した。再発または難治性で、低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫と、マントル細胞リンパ腫に適応する。経口タイプのため外来での治療も可能。悪性リンパ腫に苦しむがん患者にとって治療の選択肢が増える。
 B細胞性非ホジキンリンパ種は日本人に最も多い悪性リンパ腫。低悪性度型の同リンパ腫は細胞分裂があまり盛んでないため、化学療法が効きにくい問題があった。2001年に抗がん剤「リツキシマブ」が登場し、他の薬剤との併用療法で治療成績は向上したが、長期間投与を続けると効き目が落ちる例もあった。

[2007年7月13日/日経産業新聞]

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肺がんに関係、新遺伝子発見 自治医大グループ
肺がんができるのに関係する新しい遺伝子を自治医大の間野博行教授らのグループが見つけた。肺がんの早期発見や治療薬開発につながるかも知れないという。英科学誌ネイチャー電子版で12日、発表する。

 喫煙歴のある男性患者の肺がん細胞を詳しく調べて見つけた。この遺伝子は2番染色体にあり、別々の働きをする二つの遺伝子の一部が合体して、細胞を異常増殖させる働きをしていた。

 この患者とは別に、自治医大などで肺がん患者74人を調べたところ、4人がこの遺伝子をもっていた。うち2人に喫煙習慣があった。

 肺がんに関しては、EGFRという遺伝子が知られている。がん細胞を調べてこの遺伝子に変異があると、抗がん剤ゲフィチニブ(商品名イレッサ)が効きやすいといわれる。

asahi.com

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癌の生存率における低分子ヘパリンの効果
癌の生存率における低分子ヘパリンの効果
ランダム化試験のメタ分析と系統的レビュー
オタワ大学オタワ病院血液科、カナダ
J Thromb Haemost. 2007 Apr;5(4):729-37.

背景:低分子ヘパリン(LMWH)はin vitroおよび実験動物系の悪性腫瘍の研究で、抗腫瘍作用が認められている。後ろ向きデータでは、癌患者の生存を改善させることも示唆されている。

目的:LMWHをプラセボまたは抗凝固剤を使用しない治療と比較して、癌患者の生存への効果を評価する。

方法:われわれは、特に癌患者の生存におけるLMWHの効果を評価したランダム化試験の系統的なレビューを行った。データソースは、MEDLINE、EMBASE、HealthSTAR、 Cochrane library、gray literature and cross-referencing from reference listsである。査読者1名によってデータ抽出がなされ、その正確性の検証が別の査読者によって独立して行われた。メタ分析には以下が用いられた:(1)オッズ比(OR)と相対リスク(RR)(2)追跡中のデータを加味した生存率(3)ハザード比(HR)

結果:全患者のpooled HRは0.83 (95% CI 0.70-0.99; P = 0.03)、進行癌患者では0.86 (95% CI 0.74-0.99; P = 0.04)であり、両方ともLMWH群が良好という結果となった。OR、RRと生存メタ分析も一貫してLMWHが優位であった。腫瘍タイプによる感受性分析は、情報がないため行われなかった。

結論:LMWHは、進行癌患者を含めた癌患者の全生存率を向上させる。どの腫瘍タイプや病期、投与スケジュールが最も大きな生存ベネフィットを生むかを検討する追加試験が必要である。

海外癌医療情報リファレンス

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<<抗がん剤としてのジクロロ酢酸の作用機序について>>
<<抗がん剤としてのジクロロ酢酸の作用機序について>>
(管理人の考えですので、参考程度にされてください。また、新しい情報が入れば、随時更新していきます。)


なぜジクロロ酢酸の抗がん作用があるかということについて、

現在二つのメカニズムが言われていると考えています。

簡単に一言でいうと、ジクロロ酢酸が

『がん細胞が好きな酸性環境を作らせにくくする』

ということと、

『がん細胞のみが死ぬような変化を与える』

という二つの効果があるからだと考えられています。



理由は以下で簡単に説明します。


まず前者の『がん細胞が好きな酸性環境を作らせにくくする』についてです。


がん細胞は、自分の周りを酸性にしたがる性質があります。

これは、がん細胞が浸潤・転移するときに、

周りにある正常な組織を分解するのに適した環境になるという意味があります。


がん細胞が周りに酸性環境をつくるために使うのが、【乳酸】という酸性物質です。

ジクロロ酢酸は、乳酸を別の物質に変える蛋白質の働きを活発にします。

なので、ジクロロ酢酸を使うと、乳酸が細胞の外で悪さするほどできにくくなると考えられます。

つまり、がん細胞にとって都合のいい環境が出来にくくなります。

そのことが、抗がん作用につながるのではないかと考えられています。



もう一つの、『がん細胞のみが死ぬような変化を与える』についてです。

これは、がん細胞が自分から死ぬという現象を引き起こすからだというメカニズムです。


細胞の中では、とても複雑な物質と物質のネットワークで生命活動が成り立っています。

そのネットワークが乱れたりして、その細胞が生命活動を維持できないと細胞自身が判断したら、

自分から細胞を壊すという過程(アポトーシスといいます)を使って、自殺します。

こうすることで、細胞が協調することで成り立っている生命の維持に役立ちます。


こういうもともと細胞が持っている選択肢を、がん細胞のみで選ばせるということができれば、

がん細胞のみがアポトーシスを起こし、それを引き起こす物質は抗がん剤になると考えられます。


ジクロロ酢酸の場合、DNAから蛋白質を作る過程で働く蛋白質(NFAT1)に影響を与えて、

その影響がさらに、細胞のカリウムというミネラルの調整を行う蛋白質の働きを変えるようです。

それによって、がん細胞のみにアポトーシスが起こるようです。

詳細なメカニズムはまだ理解されていないと思います。



以上の二つのメカニズムが、私個人が調べた中での現段階でのまとめです。

(より詳しい内容は http://cancernet.blog89.fc2.com/blog-entry-104.html にあります)

もちろん、その他のメカニズムで抗がん作用を示している可能性も十分にあります。

これからそういったメカニズムが解明されていくことは十分考えられます。

また、新しい情報がありましたら、随時、追加・訂正・修正などを行いますので、

暫定的な理解でもあることをご理解ください。

何らかのお役に立てれば幸いです。

                           2007・7・18 
                           がんの勉強部屋 管理人

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遺伝子治療で膵臓がんが縮小をマウスで確認
膵臓がんはいまだ早期発見が難しく、5年生存率は4%未満だ。米Texas大学M.D. Andersonがんセンターの研究者たちは、2007年7月9日、膵臓がんに対する遺伝子治療を開発、マウスで効果と安全性を確認したと発表した。膵臓がんが縮小または消失、転移が抑制され、生存期間延長が見られたという。すでに、フェーズI開始に向けて準備が進行中だ。詳細は、Cancer Cell誌2007年7月号に報告された。

Biotechnology japan

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患者の意思あれば延命中止 がん終末期医療に指針案 厚労省研
死期が迫った末期がん患者を対象とする延命治療の中止手続きに
ついて、厚生労働省研究班がまとめた指針試案が5日、判明した。
終末期を「余命3週間以内」と定義し、患者本人の意思を前提に中
止できる医療行為の範囲を「人工呼吸器、輸血、投薬」などと明記
する一方、意思確認できない場合は除外するなど慎重な判断を求め
ている。

 終末期医療をめぐっては厚労省が4月に「患者の意思が最重要」
とする指針をまとめたが、延命中止の具体的な内容や終末期の定義
には踏み込まなかった。がんなど病気の特性を踏まえた個別の指針
は、厚労省とは別に研究班が作成作業を進めてきた。今後、医療現
場の声を反映させながら内容を詰める。

 ただ、全国約1500の病院が回答した同研究班の調査では、が
ん患者への病名告知率は平均で65・7%、余命告知率は29・9
%にとどまり、患者の意思確認が容易でない実情にどう向き合うか
が課題となりそうだ。

 試案は末期がん患者の終末期を、複数の医師が繰り返し診察する
などした結果「余命3週間以内と判定されたとき」と定義。指針の
目的を「終末期の患者が、尊厳ある死に至るプロセスを選択するこ
と」とした。

 患者の意思確認の方法は(1)2年以内に書かれた文書(2)口
頭での患者の意思表示(3)家族による患者意思の推定と同意―の
いずれかとした上で、中止や差し控えの対象は「人工呼吸器、人工
心肺、栄養や水分の補給、輸血、投薬などすべての治療」とした。

 患者の意思が確認できない場合や、認知症や知的障害で判断が困
難な場合などは、対象から除外するとしている。

 同研究班は今後、植物状態など、がん以外の病気についても指針
を検討するとしている。

 研究班の主任研究者を務める林謙治(はやし・けんじ)・国立保
健医療科学院次長は「がんは3人に1人が亡くなる日本人の最大の
死因だが、病状の経過がある程度予測可能で、患者や家族と治療方
針を検討する時間的余裕もあるケースが多い。今回の試案を、終末
期医療をめぐる議論を一歩進めるきっかけにしたい」と話している。

▽がんの終末期医療
 手術や抗がん剤治療などを尽くしても、死が避けられなくなった
末期がん患者への医療。苦痛の緩和と精神的安定を優先する「緩和
ケア」が重視され、患者の「生活の質」を高めることが求められる。
日本では、痛みを和らげるために投与される医療用麻薬の使用量が
欧米諸国より少なく、緩和ケア病棟(ホスピス)も十分でないなど、
立ち遅れが指摘される。国は4月施行の「がん対策基本法」で、患
者が状況に応じて緩和ケアを適切に受けられるようにすることや、
在宅患者のための医療体制確保などを掲げた。[共同通信]


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ピロリ菌 50歳以上で7割感染、胃がんのリスク高く
日本はいまだに先進国の中では胃がんの死亡率が高い。塩分の取り過ぎや喫煙なども原因だが、もうひとつ挙げられるのが胃にすみ着いているピロリ菌だ。50歳以上では7割近くの人がピロリ菌に感染している。ピロリ菌の感染者は、感染していない人に比べ、胃がんになるリスクは約5倍も高い。ピロリ菌を取り除く自衛策はあるのだろうか。【小島正美】

 ◆乳酸菌ヨーグルト×抗生物質など薬剤 併用で除菌効果

 ◇胃粘膜が炎症

 ピロリ菌が胃にすみ着くと、胃の粘膜に炎症が生じ、その炎症が長く続くと粘膜が萎縮(いしゅく)し、やがて胃潰瘍(かいよう)や胃がんにつながる。

 ピロリ菌と胃の病気の関係に詳しい高木敦司・東海大学医学部教授(総合内科)によると、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の患者の9割近くでピロリ菌が見つかるという。ピロリ菌に感染したからといって、すべての人が胃潰瘍になるわけではないが、ピロリ菌を取り除く治療を行うと胃潰瘍の再発を防ぐことができるのも事実だ。

 ◇除去で低下も

 ピロリ菌と胃がんの関連でも、厚生労働省の研究班が岩手県などの男女約4万人を追跡した調査結果では、胃がんになった人の94%でピロリ菌が認められ、胃がんでない人の75%に比べ、高かった。

 この数字から換算すると、ピロリ菌感染者の1000人に1人程度が胃がんになる計算だ。

 一方、胃潰瘍の患者でピロリ菌を除去する治療をすると胃がんの発生率が3分の1に低下するという研究報告もある。

 ◇発症の仕組み

 最近になって、ピロリ菌が胃潰瘍や胃がんなどを引き起こすメカニズムも分かってきた。畠山昌則・北海道大学遺伝子制御研究所教授らが英国の科学誌「ネイチャー」に発表した研究結果によると、ピロリ菌はCag(キャグ)Aというたんぱく質を胃粘膜の上皮細胞に打ち込む。その結果、上皮細胞を結合させている接着作用が弱まり、上皮細胞がはがれ落ちて、胃潰瘍などを引き起こすという。

 これら過去の研究結果から、高木さんは「ピロリ菌は胃がんや胃潰瘍の大きな危険因子だといえる」と話す。

 もちろん、ピロリ菌だけが胃がんなどの原因ではない。胃がんの予防には(1)喫煙をやめる(2)塩分の取り過ぎを控える(3)野菜・果物を多く食べるなどバランスのよい食事をする(4)運動をする、などのライフスタイルが基本的に重要だが、専門家の間では「ピロリ菌を取り除くことも予防策になる」との見方が強い。

 ◇3割が耐性菌

 では、どうやって除菌するのか。

 胃潰瘍の治療などで健康保険の適用となっている標準的な除菌方法は抗生物質や胃酸の分泌を抑える薬など3薬剤の併用だ。この標準的な治療で約7~8割の人は成功するが、やっかいなのはピロリ菌の約3割が3剤の一つの抗生物質(クラリスロマイシン)に耐性をもっているという現実だ。

 このまま抗生物質を使い続けると薬の効かない耐性菌が増えるため、むやみに抗生物質を使うわけにはいかない。

 また、ピロリ菌がいても、実際に胃がんになる人は少ないため、ピロリ菌がいるという理由だけで薬で除菌することに抵抗感をもつ人もいる。

 そんな場合に利用しやすいのがプロバイオティクスだ。プロバイオティクスは腸内の善玉菌を増やすなど細菌バランスを整える乳酸菌などの微生物を指す。

 ◇LG21乳酸菌

 プロバイオティクスのひとつにLG21乳酸菌がある。ピロリ菌に詳しい古賀泰裕・東海大学医学部教授(感染症学)らがピロリ菌に感染した成人を対象に、LG21乳酸菌入りヨーグルトを1日2個、8週間食べ続けてもらったところ、9割近くの人でピロリ菌が10分の1程度に減り、なかには100分の1に減るケースもあった。

 LG21乳酸菌はピロリ菌を粘膜から引きはがす働きがあるという。ヨーグルトを食べるだけではピロリ菌がゼロになることはないが、胃がんのリスクを引き下げる働きが期待できる。

 ◇新療法に期待

 最近は、高木さんらが行っている薬とヨーグルトの併用療法も注目され始めた。

 この併用療法は、ピロリ菌をもつ成人を(1)抗生物質など3薬剤の摂取群(2)3薬剤とLG21乳酸菌ヨーグルトの摂取群(3)LG21乳酸菌ヨーグルトとプラウノトール(タイのプラウノイ・ツリーという樹木の葉から抽出した天然の物質)の摂取群、の3グループに分け、どの群でピロリ菌の減少効果が高いかを比較するものだ。

 最終結果は出ていないが、3剤だけの除菌率が約70%なのに対し、LG21乳酸菌との併用群は約80%、LG21乳酸菌とプラウノトールの併用は約87%と、併用療法の方が効果的なことが分かってきた。

 欧米でもプロバイオティクスと薬剤との併用試験が行われているが、これまでに報告された14件の研究報告では、プロバイオティクスとの併用療法で除菌効果が高いことが分かった。

 高木さんは「試験の対象数を増やして、さらに研究を続けるが、今後、プロバイオティクスとの併用療法が医療の分野で認知される可能性もある」と話している。

==============

 ■ことば

 ◇ピロリ菌

 正式名はヘリコバクター・ピロリで、らせん状にねじれた棒状の細菌。胃の粘膜にすみ、酵素で尿素を分解してアンモニアを作り出し、胃酸を中和させて生きている。主な感染源は飲み水や人の食べ物。日本では親が口移しで乳児に食べ物を与えるときに感染するケースが多いといわれる。

毎日新聞 2007年7月9日 東京朝刊

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膵臓がん“予備軍”超音波で判別…大阪府立成人病センター
超音波検査をもとに、膵臓(すいぞう)がんになりやすい人かどうかを見分ける方法を、大阪府立成人病センター(大阪市)の田中幸子・検診部長らが発見した。

 膵臓がんの早期発見と治療成績の向上につながる研究成果として注目を集めそうだ。京都市で開かれた日本がん検診・診断学会で7日、報告された。

 田中部長らは、1998年から2002年にかけて同センターで膵臓の精密な超音波検査を受け、何らかの軽い異常が見つかった754人に対し、3~6か月ごとに定期的な検査を実施、06年末までに12人から膵臓がんが発見された。

 この12人について、当初の超音波検査のデータを解析したところ、7人には、〈1〉膵臓から十二指腸に消化液を送るための主膵管の直径が2・5ミリ以上(通常2ミリ以下)〈2〉膵臓に直径3センチ以下の小さな袋がある――の二つの異常があった。

 こうしたことから、この二つの異常が超音波検査で見つかった場合には、見つからない人に比べ、膵臓がんになる危険性は約27倍高く、異常がどちらか一つだけでも、危険性は3~4倍高くなるとしている。

(2007年7月8日3時2分 読売新聞)

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米系のアンチキャンサー、がん転移の体外観察技術を向上
米系のバイオベンチャー、アンチキャンサージャパン(大阪府茨木市、八木滋雄社長)は3日、大阪府北部の「彩都バイオインキュベータ」内に研究所を開設した。蛍光たんぱくを使ってマウス内のがん転移を体外から観察できる技術を発展させる。製薬会社や研究機関から抗がん剤の評価を受託するほか、マウスも販売する。
 研究員は2人程度でスタート。当面は親会社の米アンチキャンサー(カリフォルニア州、ロバート・M・ホフマン最高経営責任者)が研究や受託を主導する。まず国内の顧客向けに技術の認知度を高め、徐々に研究と受託を実施していく。


[2007年7月4日/日経産業新聞]

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免疫反応抑えるリンパ球の分離に成功 京大
免疫反応を抑える働きを持つリンパ球「制御性T細胞」を、他のリンパ球から分離することに京都大再生医科学研究所の山口智之助教と坂口志文教授らがマウスの実験で成功した。過剰な免疫反応で起きるリウマチなど自己免疫病の治療や臓器移植後の拒絶反応の抑制、がんの免疫療法などへの応用につながるという。米専門誌イミュニティ電子版に6日発表した。

 免疫機構の司令塔といわれるリンパ球の一種、T細胞の多くは免疫応答を強める「活性化T細胞」だが、約1割が過剰な免疫反応を抑える制御性T細胞で占められている。両者を分離できれば免疫疾患の新たな治療法の開発などが期待できるが、これまで両者をうまく見分ける手段がなかった。

 今回、グループはビタミンである葉酸を取り込む受容体の一つが制御性T細胞に表面上に特異的に見られることを発見。これを目安に制御性T細胞を分離することができた。さらにマウスに分離した細胞を加えたり、この受容体が機能できなくする抗体を注射したりして、皮膚移植後の拒絶反応を弱めたり、がんに対する免疫を強めたりできることも確かめた。

 坂口教授は「これまでの免疫抑制剤や抗がん剤は、T細胞全体の量を増減させるものだった。制御性T細胞を調節できるようになれば、がんに対する免疫を高める治療や、臓器移植後の拒絶を抑える治療など免疫のブレーキとアクセルのバランスをとる新しい治療法の開発につながる」と話している。

2007年07月06日 asahi.com

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脳腫瘍摘出 障害残さぬ試み
患者と会話する「覚醒手術」も


顕微鏡を使って脳腫瘍の手術をする吉峰俊樹さん(左)=大阪府吹田市の大阪大病院で 脳腫瘍(しゅよう)は、頭蓋(ずがい)骨の内側にできた腫瘍を総称して言う。脳の細胞そのものに端を発する原発性のものと、脳以外の部位にできたがんが飛び火してきた転移性のものとがある。

 原発性脳腫瘍は、年間10万人に10~12人が発症すると言われている。良性と悪性があるが、いずれもはっきりとした発症原因はわかっていない。転移性脳腫瘍は、肺がんや乳がんからの転移が多い。

 読売新聞は今年3月、社会保険事務局に昨年1年間に50件以上の脳外科手術の実績を届け出た医療機関と、日本脳神経血管内治療学会から認定を受けた脳血管内指導医がいる計356施設に手術実績アンケートを実施し、313施設から回答(回収率87・9%)を得た。このうち、昨年1年間に脳腫瘍の手術25件以上の実施を回答した(該当がない県は最多施設)計206施設について、主な脳腫瘍の手術件数を表にまとめた。

原発性の3割神経膠腫
 原発性脳腫瘍の3割程度を占めるのが、神経膠腫(こうしゅ)(グリオーマ)だ。神経細胞に栄養分を供給したり保護したりする神経膠細胞が異常に増殖したものだ。頭痛や吐き気などのほか、場所によって、手足のまひやけいれん、言語障害などを引き起こす。

 治療の基本は、頭蓋骨を切開し、腫瘍を取り除く開頭手術だ。だが、悪性であることが多く、周辺の脳に染み込むように発育するため、境界がはっきりせず、腫瘍のみを取り除くことは難しい。神経を傷つけると、運動や言語に後遺症が出るので、可能な限り機能に障害を残さず、腫瘍を取りきる工夫が広がっている。

 画像上で、神経に触れないよう安全にメスを入れる位置などを示してくれる装置も登場。手術中に麻酔を覚まし、患者と会話して反応を見ながら行う「覚醒(かくせい)手術」の試みも広がっている。大阪大脳神経外科教授の吉峰俊樹さんは「完全な治療法はなく、手術に放射線治療や化学療法など様々な治療法を組み合わせる」と話す。

 一方、脳を包む髄膜(ずいまく)に腫瘍ができる髄膜腫と、聴神経を包むようにできる聴神経鞘(しょう)腫は、頭痛や吐き気、耳鳴りや聴力低下などの症状で見つかることが多い。いずれも、ほとんどが良性で、手術で腫瘍を摘出できれば完治することが多い。腫瘍が小さい場合は、自覚症状は出にくく、経過観察することもある。

下垂体腺腫は開頭せず
 これらに対し、開頭せずに腫瘍を摘出する手術を主に行うのが、下垂体腺腫だ。ホルモンの分泌を促す下垂体の一部が腫瘍化するもので、良性のことが多い。ただし、ホルモンの分泌異常を引き起こし、月経不順や性欲低下、手足や鼻、唇などが肥大化する先端巨大症などを招く。

 下垂体は脳の底にあり、歯茎の上を切開するか、鼻の穴を通って鼻の奥にある下垂体に到達して腫瘍を取り除く手術が行われる。

 脳腫瘍は、種類により、治療方針が異なる。特定の脳腫瘍の治療が得意な医療機関もある。最近は、ホームページでの情報提供も活発で、自分の病状にあった医療機関を選びたい

(2007年7月3日 読売新聞)

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抗がん剤インドロカルバゾールの骨組みを構築する酵素の立体構造を解明
◇ポイント◇
インドロカルバゾール生合成の様子を酵素と骨組み材料の複合体結晶で解析
合成酵素シトクロムP450StaPは類似酵素と異なる特殊な触媒作用で合成
天然のインドロカルバゾールがもつ非対称な修飾の原因を複合体構造から解明
 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、富山県立大学(田中正人学長)との共同研究で、抗がん剤としての期待が近年高まっているインドロカルバゾールを合成する重要な酵素「シトクロムP450StaP(ピーヨンゴーレイ・スタピー)」の立体構造を解明することに成功しました。これは、理研播磨研究所の大型放射光施設SPring-8を用いた、放射光科学総合研究センター城生体金属科学研究室の永野真吾専任研究員と城宜嗣主任研究員、および富山県立大学尾仲宏康講師らによる共同研究の成果です。
 インドロカルバゾールは、放線菌が作り出す物質で、抗がん剤としての臨床試験が進むなど、その医学利用に期待が高まっている一連の化合物です。研究グループは、インドロカルバゾールを合成する放線菌の酵素の中で、シトクロムP450StaPと、インドロカルバゾールの骨組み材料であるクロモピロリン酸(CPA)との複合体を結晶化して構造解析した結果、CPAとシトクロムP450StaPとが水素結合と呼ばれる相互作用で強固に結合している状態をとらえました。これらの立体構造情報により、シトクロムP450StaPがインドールカチオンラジカルと呼ばれる特殊な中間体を経てインドロカルバゾールの骨格を作り出していることを明らかにしました。さらに、放線菌より発見されるインドロカルバゾール系化合物の多くは、その基本骨格が非対称形に化学修飾を受けています。その非対称性の原因については不明でしたが、今回シトクロムP450StaPのなかでCPAが結合する部位の形状にその原因があることを突き止めました。この成果を利用して、今後より高い薬理作用をもつ新たなインドロカルバゾール系抗がん剤の創製へ繋がると期待されます。
 本研究成果は、米国科学アカデミー紀要『Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America:PNAS』(7月10日号)に掲載されるに先立ち、7月2日の週にオンライン版に掲載されます。



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健康食品で鉄分過剰摂取、C型肝炎に悪影響も
ウコン、クロレラなどの健康食品の一部に、表示のないまま平均摂取量を上回る鉄が含まれており、摂取していたC型慢性肝炎患者の病状改善を妨げるケースのあることが、垣内(かいと)雅彦三重大准教授(肝臓内科)らの研究で分かった。

 25日発売の「読売ウイークリー」(7月8日号)で詳報する。

 鉄は健康なら過剰摂取の心配はない。だが、国内に約200万人いるC型肝炎患者の場合、肝臓に蓄積する恐れが高い。過剰な鉄は、活性酸素を作り、肝細胞を壊したり、がん化を進めたりする。垣内准教授らは、同大付属病院で治療中のC型肝炎患者が日ごろ摂取している健康食品67品について鉄含有量を調べた。その結果、クロレラ商品(錠剤)の一つでは、100グラム中138・3ミリ・グラムで、1日当たりの摂取量を計算すると11・1ミリ・グラムとなり、成人男性の1日の平均摂取量の8・1ミリ・グラムを上回った。

 ケール商品(錠剤)の一つで100グラム中127・2ミリ・グラム、マルチビタミン剤で同118・7ミリ・グラムというケースがあり、秋ウコンのある商品でも同22・4ミリ・グラムという結果が出た。垣内准教授らが目標に掲げるC型肝炎患者の鉄摂取量は「1日6ミリ・グラム以下」。健康食品11品で鉄を1日推計8・5ミリ・グラム取っていた患者は、健康食品をやめただけで肝機能の数値が改善したという。

(2007年6月24日 読売新聞)

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魚などに含まれるオメガ3脂肪酸が前立腺がん予防に大きな効果=米研究
米国の研究で、前立腺がんになりやすい体質の男性にとって、魚やナッツ類を多くした健康的な食事を取るかどうかが、生と死を分ける重要なカギであることが明らかになった。
 米国立衛生研究所が行ったハツカネズミを使った研究によって、食物の中に含まれるオメガ3脂肪酸が、遺伝子的に前立腺がんを発症しやすい男性の予防に大きな効果を発揮するとの結果が出た。
 前立腺に腫瘍が生じるように遺伝子操作をしたハツカネズミの一群に、生まれたときからオメガ3脂肪酸を多く含むえさを与えて飼育したところ、そのようなえさを与えられなかったグループより腫瘍の発生がずっと少なく、生存期間も長かった。
 高度のオメガ3脂肪酸を含むえさを与えたグループでは生存率は60%、低度のオメガ3脂肪酸のグループでは同10%、また野菜油に含まれる不飽和脂肪酸のオメガ6を多く与えたグループでは同0%だった。遺伝子操作をしない通常のハツカネズミは、えさの種類にかかわらず、すべてが生き残った。
 オメガ3脂肪酸は、サケ、マグロ、イワシ、サバ、肝油、西洋クルミ、亜麻の種子などに多く含まれている。研究を行った科学者は、「食事によって明暗が分かれることは、この結果からみて明らかだ。食事を健康なものに変えるかどうかが生死を分けるともいえるだろう」と述べている。
 研究結果は、クリニカル・インベスティゲーション誌(電子版)に発表された。

時事通信

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乳がんを化学的に予防 名大大幸医療センター
三十代以降の女性にとって、乳がんは怖い病気の一つ。名古屋大大幸医療センターは、閉経後で身内が乳がんになったなど発症リスクが高い人を対象に、米国で予防効果が示されている「塩酸ラロキシフェン」(メモ参照)を処方する自由診療を、二十二日から始める。国内では「ラロキシフェン」の予防効果はまだ実証されておらず、がんを予防するために薬を用いる化学予防も一般的ではない中、大学病院のこうした取り組みは、きわめて珍しい。


 ラロキシフェンは、骨粗鬆(しょう)症の予防薬だが、米国の研究では、乳がん予防の効果が認められている。何も服用しない人に比べ、この薬を服用している人は乳がんの発症率が約50%少なかった。

 だが、こうした予防薬は、日本の保険医療にはなじみにくく、医療の取り組みは進んでいない。身内が乳がんになるなどして「予防のためにできること」を探し求める人は多く、根拠の乏しい健康食品などに頼る人も珍しくないのが現状だ。名鉄病院(名古屋市)内科の神谷悦功医師は「娘の発症を心配する乳がん患者本人、身内の乳がんを知り自身の発症を心配する人から、切実な質問をしばしば受けてきた」と話す。

 今回の取り組みについて、同センター長で名古屋大学大学院(予防医学)の浜島信之教授は「日本人女性が生涯で乳がんを発症する割合は二十二人に一人(二〇〇四年調査)だが、生活習慣の欧米化に伴い、米国並み(八人に一人)に増えていく。閉経後の罹患(りかん)が、肥満により高くなることも分かってきた。医師の監督下で根拠のあるものを提供する受け皿が必要になってきている」と説明する。

 対象は、別表に示したすべての条件を満たす女性。自費負担(一カ月の負担は薬代約五千五百円と受診料)で、希望者には最長で五年間処方する。

 ただし、乳がんの四割はエストロゲンに関係なく増殖するタイプでラロキシフェンによる予防効果はない。浜島教授は「乳がんになる率がゼロになるわけではないが、不安を抱いているハイリスクの人にとって一つの選択肢になる」と話す。

 大幸センターの取り組みについて、国立がんセンターがん予防・検診研究センター(東京都中央区)の津金昌一郎・予防研究部長は「ラロキシフェンは、がん予防のしっかりした科学的根拠として示されている薬だが、その根拠は日本人で示されたものではない。予防効果や子宮体がん、血栓症などの副作用も、日本人を対象とした比較試験の結果が得られないと正しくは判断できない」という。米国の閉経後の女性が乳がんになるリスクは、一万人あたり一年に三十四人ほど。「予防による利害について十分な説明を受け、利用者自身もしっかり理解した上で行うことが大切」と指摘した。

 問い合わせは大幸医療センター自由診療内科=電052・719・1858

診療の対象となる人
1 乳がんの既往がないこと

2 以下のリスク因子が最低1つはあること

(1)30歳までに子どもを産んでいない

(2)良性乳腺疾患になったことがある

(3)乳がんの家族歴がある(母・姉妹・祖母・おば)

3 受診時に35歳以上79歳までであること

4 閉経後であること5 以下の全てに該当しないこと

(1)ワーファリンなどの内服をしている

(2)脳梗塞・心筋梗塞・深部静脈血栓症などの既往がある

(3)適切に治療されていない糖尿病・高血圧などがある

(4)抗リン脂質抗体症候群の既往がある 

※1-5のすべての条件を満たす人が対象

中日新聞

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中国でがんが死因の第1位に ここにも環境問題 水、空気、食品が汚染
中国でがん患者が急増している。衛生省が発表した統計によると、昨年の中国人の死亡原因で、がんが初めて脳血管疾病を上回って1位となった。都市部での死亡原因はがんが27・3%、農村でも25・1%と全体の4分の1以上。背景には深刻な環境汚染などが指摘されている。

 衛生省によると、2005年には中国全土で760万人ががんで死亡した。これは世界のがん死亡者数の13%に相当する。

 中国医学科学院腫瘍(しゅよう)研究所の陳智周研究員はがんの急増の3大原因として(1)空気、水などの環境汚染、特に地下水汚染(2)食品汚染(3)細菌・ウイルスの増加-を指摘。

 中国メディアによると、水質汚染が深刻な中国東部の淮河流域の瀋丘県には「がん村」と呼ばれ、がん患者が異常に多い村が100以上存在する。その中の黄孟営村は人口2140人だが、1990~2004年までの死者数の54%ががんだった。また孫営村は403世帯1663人のうち、1990年以降、がんになった人は186人。瀋丘県のがん発症率は72年には10万人に1人だったのが、現在10万人に320人と増加した。

 陳研究員は食品汚染について、家畜に使われる薬品や肉質向上のための飼料添加剤、野菜やくだものに使われる成長剤、殺虫剤などが、がん急増と関係があるとしている。また、中国の週刊紙・南方週末(7日付)によると、「野菜などへの重金属残留は慢性中毒を起こし、鉛の過剰摂取は血液病を、カドミウムの過剰摂取はがんを引き起こす」と警告している。

FujiSankei Business i

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高用量のビタミンDが癌(がん)リスクを軽減
ビタミンDの摂取量を高めることにより、乳癌(がん)をはじめとする癌リスクが劇的に軽減されることが、米Creightonクレイトン大学(ネブラスカ州)の研究者らによって明らかにされた。

 同大医学看護学教授のKoan Lappe氏らは、研究開始前10年間に癌に罹患していない閉経後の女性1,179人を対象に、カルシウム(サプリメント)1日1,400~1,500mg摂取群、カルシウム+ビタミンD 1日1,100IU(国際単位)併用摂取群、プラセボ摂取群の3群に割り付け、4年間追跡調査を行った。

 4年後、カルシウム+ビタミンD 併用群はプラセボ群に比べ癌の発症リスクが60%低く、カルシウム単独群では47%低かった。また、研究開始時に未診断の癌患者が含まれていたことを考慮して初年のデータを削除し、3年間での結果をみると、併用群の罹患リスクはプラセボ群に比べ77%低くなり、カルシウム単独群では変化はなかった。試験期間中に50人が皮膚以外の癌に罹患、乳癌が最も多く、肺癌や大腸癌もみられた。

 他の研究でも、高用量ビタミンDとカルシウムの併用により閉経前女性の3分の1で乳癌リスクが低減することが示されている。Lappe氏らは、ビタミンDの高用量摂取が1型糖尿病や高血圧症などと同様に、多くの種類の癌リスクを軽減することが明らかにされていることから、現状のビタミンDの1日推奨摂取量(51-70歳成人では400IU)を改め、閉経後女性では1日1,100IUまで高めることを進言している。

 これに対し、米国癌協会(ACS)スポークスマンのMarji McCullough氏は「研究結果は興味深いが、被験者数が少なく、確実な結論を下す前に再現性の確認が必要であり、癌リスクの軽減目的でビタミン摂取を勧めるには時期尚早」と述べている。研究報告は、米医学誌「American Journal of Clinical Nutrition」6月号に掲載された。(HealthDay News 6月8日)


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