胃がんは世界中でもっとも一般的な悪性癌の一つです。 また、胃がんは胃の粘膜が正常細胞から癌細胞に徐々に変化していくことにより発生することが示されています。
これまでの疫学研究から、食事の中で野菜や果物の摂取の多い場合、胃がんになりにくいことが示されていて、 その効果は、おそらく、抗酸化作用をもつビタミン類の効果だと考えられています。
今回の研究では、抗酸化作用をもつビタミン類(ビタミンC,ビタミンE,ベータカロチン)の胃がん発生抑制への効果を調査したものです。
方法としては無作為二重盲検試験で、胃がんの発生リスクの高いベネゼエラのタチラ州で行われました。
研究は、無作為に ビタミンC 750mg/day ビタミンE 600mg/day ベータカロチン 18mg/day を与えるグループとプラセボのグループで3年間行われました。
結論として、 抗酸化作用をもつサプリメント(ビタミンC,ビタミンE,ベータカロチン)は、胃がんのコントロールに効果がないという結果を得ました。 またこの結果は、以前の研究結果と一致しています。
<出典>
JNCI Journal of the National Cancer Institute 2007 99(2):137-146
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