| 乳がん予防、食生活がカギ=「野菜・果物・魚」多めに−愛知県センター |
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野菜や果物、魚などをよく食べる食生活の女性ほど、乳がんになるリスクが低いことが、愛知県がんセンター疫学・予防部の広瀬かおる主任研究員らの大規模調査で分かった。14日から札幌市で開かれる日本癌(がん)学会で発表される。 広瀬主任研究員は「今までは、特定の栄養素や単一食品とがんの関連の調査が中心だったが、食生活全体を分析することで、予防目的のメニュー作りに役立つのでは」と話している。 調査対象は1989年1月から2000年12月までに同センターで受診した40〜79歳の女性2万4218人。うち1885人が乳がんと診断された。
(時事通信) - 9月10日11時0分更新
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| <前立腺がん>不規則勤務者、昼専業の3.5倍もなりやすく |
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工場や鉄道、ホテルなど昼夜を問わず稼働する職場に交代制で勤務する男性は、主に昼間だけ働く男性に比べ、3.5倍も前立腺がんになりやすいことが、文部科学省大規模疫学研究班(運営委員長・玉腰暁子名古屋大助教授)の調べで分かった。札幌市内で開かれている日本癌(がん)学会で15日、発表した。 調査は88〜97年にかけて全国45市町村(当時)の事業所に勤務する40〜79歳の男性約1万6000人を対象に、勤務時間帯と前立腺がんの発症の関係を調べた。内訳は主に昼間働く日勤グループが1万2756人、主に夜間働く夜勤グループが1184人、交代制勤務グループが1966人だった。 追跡調査中に前立腺がんになったのは55人。日勤グループで38人、夜勤グループで6人、交代制勤務グループで11人。家族に前立腺がんの患者がいるかどうかや年齢、地域差などを考慮して比べたところ、交代制勤務グループは日勤グループに比べ3.5倍前立腺がんになりやすかった。 日勤グループと夜勤グループの間では、前立腺がんのなりやすさに統計的な違いはなかった。夜勤のみの場合、夜型リズムに体が比較的順応しやすいためとみられる。 これまでの研究によると、不規則な勤務で体内時計が乱れ、前立腺がん細胞の増殖を抑えるホルモンの一種、メラトニンの分泌量が落ちるとされている。 同研究班で産業医科大の久保達彦医師(臨床疫学)は「交代制勤務がどうしても自分の体に合わないと感じたら、無理をせずに産業医に相談してほしい」と話している。【山本建】
(毎日新聞) - 9月16日3時4分更新
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| ハナビラタケと大豆イソフラボン併用の新たながん免疫療法 |
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札幌で開催中の日本癌学会にて、臨床試験で得られた効果を発表。
14日から札幌市内で開催されている「第64回 日本癌学会学術総会」で、熊本市の医師がハナビラタケと大豆イソフラボンを併用した新たながん免疫療法の効果を報告した。
がんに対しては現在、外科手術、抗がん剤、放射線が主な治療法。しかし最近では、人間が本来持ち合わせている免疫細胞の機能低下ががん細胞増殖につながることに着目し、人体に5種類あるとされる免疫細胞の強化に努める「免疫療法」が、がん治療第4の柱として注目を集めつつある。
今回報告されたのは、そうした免疫療法のひとつである「活性化自己リンパ球NK細胞療法」の臨床結果。
熊本市の表参道吉田病院院長を務める吉田憲史医師が研究を進めている新たな治療法で、患者の体内から採取したリンパ球とNK細胞の免疫細胞を培養し、細胞数を増加させたうえで再び患者の体内に戻すというもの。これら活性化された免疫細胞は、がん発生場所や体力に関係なく、がん細胞の排除に効果を発揮するという。さらに、元々体内に存在する細胞を利用する治療であるため、抗がん剤や放射線治療では避けられない副作用の心配がないメリットも挙げられる。
吉田病院ではこの治療法をベースに、抗がん作用が認められている他の治療法との併用試験にも着手。キノコなどに含まれる抗がん成分「βグルカン」を研究する東京薬科大学の宿前利郎名誉教授、大野尚仁・薬学部教授や大豆イソフラボンの研究を進めるキッコーマン(本社・東京)、βグルカンを多量に含むハナビラタケ栽培のミナヘルス(同・埼玉県)と共同し、これまで大豆イソフラボンとハナビラタケの抗がん剤による白血球減少の副作用防止作用についての学会発表も行っている。
さらに今回は、同治療法を体験したがん患者を対象に昨年3月から1年間行った大豆イソフラボンとハナビラタケの経口臨床試験の結果を報告。胃がんや肺がん、肝臓がん患者ら7人の病状が全般的にに好転したほか、白血球の増加やNK細胞の活性化が見られた。
吉田医師は「免疫力をパワーアップさせることを立証したもので、今後の研究によっては、より強力ながん治療法への発展が期待できる」と説明している。
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| <抗がん剤>治療法ない神経難病に効果 |
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名古屋大大学院医学系研究科の祖父江元教授(神経内科学)らは、有効な治療法がない神経難病「球脊髄(せきずい)性筋萎縮(いしゅく)症(SBMA)」に、開発中の抗がん剤「17―AAG」が効果があることを動物レベルの実験で明らかにした。アルツハイマー病やパーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)など、多くの神経変性疾患の治療にも期待できるという。11日付米科学誌「ネイチャー・メディスン」電子版で発表された。 SBMAは、10万人に1、2人とされる遺伝性疾患で、男性のみ発病。運動神経が次第に衰え、飲み下しや呼吸などに障害を起こす。男性ホルモン(アンドロゲン)の受容体遺伝子の異常で、神経細胞の中に不要なたんぱく質がたまり、細胞が死滅するのが原因だとされている。 祖父江教授らは、抗生物質の一種で、抗がん剤として現在、欧米で治療試験が行われている「Hsp90阻害剤」の一つ、17―AAGをこの病気のマウスに投与。その結果、運動機能の衰えを抑え、生存率の低下を食いとめることができた。この際、細胞内に蓄積される不要なたんぱく質の量が2分の1〜4分の1に減っていることを確認。病原性の高いたんぱく質を、薬が取り除いていることが分かった。 他の神経変性疾患も、同様に神経細胞の中に不要なたんぱく質が蓄積し、細胞障害を引き起こすと考えられており、同教授は「神経難病の進行を抑える新たな治療法になるだろう」と説明している。
(毎日新聞) - 9月12日13時46分更新
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| 乳がんリスク4・5倍に 遺伝子の型で発症に差 |
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がん細胞の増殖を加速する遺伝子「SMYD3」の塩基配列には個人差があり、特定の配列を持つ人は乳がんにかかるリスクが約4.5倍になることを、東大医科学研究所の中村祐輔教授らが突き止めた。米科学誌ネイチャージェネティクス電子版に12日、発表した。 中村教授らはこれまでに、SMYD3の働きの活発化が、乳がんや大腸がん、肝臓がんの細胞が増殖する原因になることを解明している。 今回、この遺伝子の働きを調節している領域の塩基配列に、同じ配列が2回繰り返すタイプと3回繰り返すタイプがあることを発見。患者を調べたところ、乳がん、大腸がん、肝臓がんでは3回繰り返すタイプの人が圧倒的に多かった。
(共同通信) - 9月12日3時9分更新
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