がんの勉強部屋☆
がんの最新情報から予防、医療情報まで科学的証拠に基づいた情報を集めまています。いろいろな情報を共有できたらと思っています。
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進行結腸直腸癌治療に、より柔軟な対応が示唆される
進行性の結腸直腸がんの化学療法についての報告です。
このがんへの化学療法は、単剤での投与が行われていますが、
そうではなくて、複数の薬剤を併用した方が、奏効率や無増悪生存率も高くなる可能性があるということを示唆しています。
結腸直腸がんには、分子標的薬といわれる、がん細胞に過剰に存在する蛋白質のみを攻撃する薬剤も開発されてきていますので、これからさらに化学療法の有効性が高まっていくと思われる研究報告でした。

以下、記事の抜粋です。


欧州で行われた2つの新規大規模臨床試験の結果が、進行結腸直腸癌患者、とりわけ主に緩和目的で治療を行う患者の初期治療に関する従来の考え方に疑問を投げかけていると、両試験の指導者らは語る。


Lancet誌6月14日号に掲載された両試験の結果によれば、この患者群に一次治療として行うフルオロウラシルあるいはカペシタビン単独投与には、欧米で一般的に推奨されている2剤併用化学療法と同等の有効性があり、毒性がより少ない可能性があることが示唆されている。


しかし、米国や諸外国において結腸直腸癌治療の第一線にある専門家たちは、この結果を過大解釈することに注意をうながし、併用化学療法を今後も大部分の進行期患者に対する標準的1次治療とすべきだと主張した。


いずれの試験においても、一次治療として単剤を用いた後に異なる化学療法薬へ切り替える逐次、または段階的アプローチと呼ばれるレジメンと、同患者群で有効性が示されている併用レジメンを行った患者間の全生存期間に統計学的有意差はみられなかった。


2つの試験のうち、より大規模なFOCUS試験を主導した英国のリーズにあるクックリッジ病院のDr. Matthew T. Seymour氏らは、根治を目的としない治療を行う患者にとって、この結果は、比較的毒性の少ない治療から開始して効果のある薬剤を残しておくという段階的治療アプローチを選択する決断が生存への影響(あるとすれば)を最小限に留めるという認識を知らしめることにより「重要な選択肢」を提供するものだと記す。

両試験は段階的治療群でいくらか異なるアプローチをとっているものの、ともに併用化学療法を一次治療とする1群に患者をランダム化している。FOCUSは2試験中、より規模が大きく2100例を超える患者を対象としている。もう一方のCAIROでは、一次治療の単剤としてカペシタビンを用いており、820例を対象としている。


試験結果の解説欄において、ドイツのMartin Luther大学のDr. Hans-Joachim Schmoll氏とメイヨー・クリニックのDr. Daniel Sargent氏は、一次治療として行う単剤投与の適応は制限されるべきだと裏付けるいくつかの要因を挙げた。


併用療法は全生存期間の改善においてフルオロウラシル単独よりも優っていると複数の試験で示されていると、彼らは述べる。


さらに、FOCUSとCAIROで用いた一次治療の併用化学療法レジメンは、標準レジメンとして認められたものではなかった。このことは「治療の縮小を検証するためにデザインされた試験」として必須であると彼らは主張した。


緩和的治療としても併用化学療法がもっとも賢明な選択肢であることが多いと、USC/Norris総合がんセンターの消化管腫瘍学プログラムの副ディレクターであるDr. Heinz-Josef Lenz氏は語る。


「データは明確である。すなわち、一次治療として行った併用療法による奏効率は高く、無増悪生存率も高い」とDr. Lenz氏は語る。これは優れた緩和治療と解釈されることが多い、と彼は付け加えた。


一次治療を単剤で行うことは、治療目的が明らかに緩和のためであり、パーフォーマンス・ステータス(身体状態)が不良で疾患の侵攻性が比較的低い患者などに対しては適切である可能性があると、エールがんセンターの消化管癌プログラムのディレクターであるDr. Wasif Saif氏は述べた。


「両試験の結果は一部の患者に対して非常に重要な選択肢を提供したが、標準治療を変更する前になすべきことが多いと考えている」と、彼は注意を促す。


Dr. Saif氏は、特定の薬剤や治療への反応性を示唆する分子バイオマーカーの発見が、最も優先されるべきであると強調した。


Dr. Lenz氏は賛同したが、そのようなバイオマーカーの探求は、治療パターンの急速な変化によってこれまで阻まれてきたと語った。しかし、これからは、一部の進行結腸直腸癌患者に対して有効性が示された化学療法薬や、ベバシズマブ(アバスチン)やセツキシマブ(アービタックス)などの標的薬への感受性を予測するバイオマーカーを開発し検証することが「有望なチャンス」になるだろうと彼は期待を寄せる。

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大腸がん予防、男はビタミンB6・女はコーヒーが「効果」
ビタミンB6の摂取が多い男性と、コーヒーを多めに飲む女性には大腸がんが少ないことが、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)の大規模な調査でわかった。

 大腸がんは飲酒との関係が深く、研究班は、男女の飲酒量の違いが、食生活による差となって表れたとみている。

 この研究は、1990年と93年に、40~60歳代の男女約10万人を対象に食生活などの調査を実施。その後、2002年まで追跡調査を行い、当時の食生活と大腸がんになる危険度を調べた。

 その結果、男性をビタミンB6の摂取量で四つのグループに分けた調査では、摂取量が最も少ないグループに比べ、他の3グループは30~40%、大腸がんになる危険性が低くなることがわかった。女性では差がなかった。ビタミンB6は、米や魚、ナッツ類に多く含まれており、アルコールによる発がん作用を妨げる働きがある。

8月1日15時39分配信 読売新聞


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大腸癌リスクに関する遺伝子マーカーを同定
複数の研究から、大腸がんの形成にかかわる遺伝子の特徴が分かってきたようです。
それは、8番目の染色体の8q24という場所の遺伝子についてで、
この遺伝子の個人差が、大腸がんの形成にかかわっていることを示す結果が複数の研究から示唆されています。
また、この遺伝子は、前立腺がんとのかかわりもあると言われている遺伝子だそうです。
この遺伝子の役割は何なのかに興味を持ちました。
蛋白質をコードしているのか、遺伝子の発現を調節しているのか、その他の働きをしているのか、など、どんな働きをしているのでしょうか。
今後そういった成果も注目だと思います。

以下、記事の抜粋です。↓

別々に進められていた3つのゲノムワイド相関解析(GWAS)の結果がNature Genetics誌オンライン版の7月8日号に発表された。8番染色体上の遺伝子座(8q24)で、大腸癌(CRC)リスクを有意に増大させるいくつかの一塩基多型(SNPs)-DNAの一塩基が変化していること-が特定されたという。この座位は、以前に発表された研究では前立腺癌リスクに重要な役割を果たすことが示されている。


一つ目の研究は、カナダの研究チーム主導で、4段階から成るプロセスを経てCRCリスクと関連するSNPsを特定、検証した。第一段階では、オタワ市のCRC患者1,257人と対照1,336人について、50,000個以上の塩基変化を含む3セットのSNPsを評価した。第二段階では、ワシントン州シアトル市と、ニューファンドランド島の2つの症例群および対照群を対象として、第一段階で特定された有望なリスクマーカー1,143個を検討した。第三段階では、スコットランドの初期のCRCの症例群および対照群を対象として、これまでの3集団で再現性がみられたリスクマーカー76個を検討した。この集団でさらに検証を重ねたリスクマーカー9個が、その後、第四段階としてスコットランドの別の症例群および対照群で検討された。


第三段階で確認されたリスク関連因子のうち2つが第四段階でも同様にみられたことから、研究者らが、ヨーロッパでの数件の研究結果と合わせて2つの遺伝子座8q24および9q24を比較したところ、CRCリスクを有意に増大させる8q24のSNPs 2個を検証するに至った。この多段階にわたる再現プロセスは、相関解析での再現性に関するNCI-NHGRIワーキンググループ(NCI-NHGRI Working Group on Replication in Association Studies)によってネイチャー誌に発表された最新のガイドラインに準拠したものである。


二つ目の研究は、南カリフォルニア大学によるもので、浸潤性CRC患者1,124人および対照群4,573人を対象として、過去に前立腺癌リスクに関する遺伝子マーカーとして特定された6個の変異について検討した。被験者はいずれも多民族集団から選ばれたアフリカ系アメリカ人、日系アメリカ人、ハワイ原住民、ラテン系アメリカ人およびヨーロッパ人の子孫であった。


その後、このグループでCRCリスクと有意に相関するものとして特定された8q24遺伝子座上の変異の1つについて、日系アメリカ人とヨーロッパ人の子孫を対象とした2つのサブ研究で、新たにCRC患者683人及び対照938人を追加し、さらに検討した。この変異は、一方の試験ではCRCのリスクマーカーとして再現性がみられたが、もう一方の試験ではみられなかった。しかし、この3つの試験の総合解析では、依然としてCRCリスクとの有意な相関を示した。


第三の試験は英国で実施されたもので、この試験で集団Aとしている家族性CRC患者930人と対照960人について、SNPs 550,000個以上をゲノタイピングすることに成功した。また、CRCリスクと相関する8q24のSNPsが特定された。その後、研究者らは、CRCリスクと最も強い相関を示したSNPsを3つの症例群および対照群で検討した(CRC患者4,361人と対照3,752人から成る集団B、CRC患者1,901人と対照1,079人の集団C、CRC患者1,072人と対照415人の集団D)。集団Dの患者に限り、CRCの家族歴があった。


最初の集団Aと3つの検証集団B、C、Dから収集したデータにより、「[このSNP]とCRCリスクとの関係を示す決定的な証拠が得られた」と著者らは話した。データをさらに解析すると、このSNPが、結腸および直腸の腺腫-非癌性腫瘍-発現リスクの上昇とも相関していることを示す証拠が得られた。研究者らはこの観察から、8番染色体のこの遺伝子座は、腫瘍の進行よりむしろ形成開始に関与しているのではないかとの考えを示している。

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直腸結腸がんリスクに関する食習慣とAPC遺伝子多型の関連
直腸結腸がん患者(196人)と健常者(200人)で、

食習慣やライフスタイルと、D1822V多型の違いを調べた。


エネルギー総量や主要栄養素の摂取で大きな差はなかったが、
患者さんでは、カロテン、ビタミンC,E、葉酸、カルシウムの摂取が少なく、繊維の摂取はかなり少ないことが分かった。
またアルコールの摂取は2倍のリスクや、座ったままの姿勢もリスクであることが分かった。

APC遺伝子が、DDの人のみがコレステロールの摂取も大きなリスクになり、DV/VVの人は、繊維やカルシウムの摂取によるリスクの低下が顕著であることが分かった。

つまり、DV/VVの人は、DDの人よりも直腸結腸がんになりにくい体質かもしれないといえる。

また、コレステロール、カルシウム、繊維の摂取と直腸結腸がんのリスクを考える場合には、APC遺伝子の多型の影響を考える必要があるといえる。

<出典>

The D1822V APC polymorphism interacts with fat, calcium, and fiber intakes in modulating the risk of colorectal cancer in Portuguese persons
Catarina S Guerreiro, Marília L Cravo, Miguel Brito, Pedro M Vidal, Paulo O Fidalgo, and Carlos N Leitão
Am J Clin Nutr 2007;85 1592-1597
http://www.ajcn.org/cgi/content/abstract/85/6/1592


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早期発見で9割完治
わが国では毎年4万人もの人が大腸がんで亡くなっています。大腸がんは食事や運動などの生活習慣で危険度が増減すると考えられています。

 2004年、厚生労働省の研究班は「便潜血検査を用いた大腸がん検診には、大腸がんによる死亡を減少させる効果を示す十分な証拠がある」と科学的証拠に基づいて大腸がん検診の有効性を認めました。

 大腸がんを予防する最も効果的な方法は検診による早期発見・早期治療です。しかし、大阪府における大腸がん検診の受診率は04年度が11%と全国平均18%に比べ低率にとどまっています。

 大阪府ではすべての市町村が、便潜血検査による大腸がん検診を行っています。市町村の検診には保健センターなどで行う集団検診方式と、医療機関で行う個別検診方式があります。職場や人間ドックで検診を受ける機会のない40歳以上の無症状の方は、どなたも毎年、この市町村の検診を受診してください。

 ただし、便に血が混じる▽こう門から出血する▽下痢と便秘を繰り返すなどの症状がある方は、検診を受けるのではなく、すぐに専門医を受診してください。

 便潜血検査で陽性と判定された方は精密検査が必要です。がん登録研究班の共同調査によると、検診で発見された大腸がんの5年相対生存率は90%以上、すなわち9割以上の方が治ります。早期に発見できれば、内視鏡で比較的簡単に切除できるものが多いことも大腸がんの特徴です。(大阪がん予防検診センター副所長、山崎秀男)

毎日新聞

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大腸がん悪化に酵素関与 粘膜溶かす
大腸がんが悪化する際には、骨髄の特定の細胞がつくる酵素が腸
の粘膜を溶かし、がんの浸潤を助けているとの研究結果を武藤誠
(たけとう・まこと)京都大教授らがまとめ、米科学誌ネイチ
ャー・ジェネティクスに19日、発表した。

 この酵素の働きを止める薬を開発すれば、大腸がんの進行を抑制
できる可能性があるという。

 武藤教授によると、がん細胞から出るホルモンに「未分化骨髄
球」という骨髄の細胞が引き寄せられ、結合すると「細胞外基質分
解酵素」が放出され、粘膜を溶かすことを突き止めた。この酵素は、
従来は免疫などに重要な役割を果たすとみられていた。

 大腸がんのモデルマウスの実験で、ホルモンと結合しないよう骨
髄の細胞にある受容体を欠損させると、酵素は放出されず、がんの
進行は抑えられた。ヒトの大腸がんの細胞でもこのホルモンと酵素
が存在しており、同様の仕組みがあると推定した。

 武藤教授は「従来は、がん細胞自身が粘膜に潜り込んでいくと考
えられていた。がんは免疫などさまざまな仕組みを操り、転移場所
をつくっているようだ」と話した。[共同通信]

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中外製薬、抗悪性腫瘍剤「アバスチン」の製造販売承認を取得
中外製薬株式会社[本社:東京都中央区/社長:永山治](以下、中外製薬)は、抗VEGF(血管内皮増殖因子)ヒト化モノクローナル抗体ベバシズマブ(遺伝子組換え)-販売名『アバスチン(R)点滴静注用100mg/4mL、同400mg/16mL』(以下、「アバスチン(R)」)が、2007年4月18日に厚生労働省より「治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌」の治療薬として、製造販売承認を取得したことをお知らせします。

 「アバスチン(R)」は、2005年7月に開催された第5回未承認薬使用問題検討会議の要請を受け、国内第I相臨床試験、海外第II相および海外第III相臨床試験に基づき、2006年4月21日に製造販売承認申請を行っておりました。

 国内で実施された臨床試験は、第I相臨床試験(5-FU/.-LVに「アバスチン(R)」を併用)、および安全性確認試験(FOLFOX4療法に「アバスチン(R)」を併用)で、日本人における薬物動態および忍容性が確認され、これら国内2試験の成績と海外臨床試験の成績を基に本邦での承認に至りました。

 「アバスチン(R)」は、血管新生を阻害するという新しい作用機序を持つ薬剤です。承認条件として、「国内での治験症例が極めて限られていることから、製造販売後、一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は、全症例を対象に使用成績調査を実施することにより、本剤使用患者の背景情報を把握するとともに、本剤の安全性及び有効性に関するデータを早期に収集し、本剤の適正使用に必要な措置を講じること」が付与されております。

 そのため、患者さんの安全性確保ならびに「アバスチン(R)」の適正使用推進を最優先とし、発売後一定期間は、がん化学療法に精通し、かつ消化管穿孔、出血等の副作用への緊急対応が可能であり、全例調査に協力いただける医療機関にのみお取り扱いいただくこととなります。

 結腸・直腸がんは、最も患者数の多いがんの一つであり、日本では、2005年の年間新規結腸・直腸がん罹患患者数として115,000人が推計されています(*)。

 このような状況の下、中外製薬では「アバスチン(R)」が国内で承認されたことにより、結腸・直腸がんの治療に一層の貢献ができるものと考えています。また、「アバスチン(R)」が投与される患者さんの安全を最優先に考え、徹底して適正使用に係る情報の収集・伝達に努めて参ります。


以上


*:大島・黒石・田島「がん・統計白書-罹患/死亡/予後-2004」(篠原出版新社)


【ご参考】

販売名:アバスチン(R)点滴静注用100mg/4mL
     アバスチン(R)点滴静注用400mg/16mL

一般名:ベバシズマブ(遺伝子組換え)

効能・効果:治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌

用法・用量:
 他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはベバシズマブとして1回5mg/kg(体重)又は10mg/kg(体重)を点滴静脈内注射する。
 投与間隔は2週間以上とする。


■「アバスチン(R)」の全例調査について:
 全例調査は2,500例の集積を目標とし、調査期間として18カ月を予定しておりますが、国内における安全性が確認されるまでは継続実施する予定です。2,500例を収集した段階で、得られた結果を評価し、全例調査の継続や実施方法・内容の変更の必要性について検討した上で慎重に終了について判断する予定です。
 また、本調査の解析結果については、規制当局への報告のみならず、関連学術集会、学会などで、公表していく予定です。


■「アバスチン(R)」について:
「アバスチン(R)」は、血管新生(がん組織に栄養と酸素を供給する血管網の伸長)を阻害する初めての治療薬です。「アバスチン(R)」は、血管新生における重要な因子であるVEGF(血管内皮増殖因子)と呼ばれる生体内の蛋白質を標的として、がんの増殖と全身への転移に不可欠な血液供給を遮断します。「Avastin(R)」は2006年7月現在、米国および欧州など88カ国で承認されています。


 「アバスチン(R)」は、ジェネンテック社(アメリカ)の登録商標です。


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大腸がんインスリンも関係  分泌多いと高リスク
血液中の糖分を筋肉などが取り込むのを促すホルモン、インスリ
ンの値が高い男性は、低い男性に比べ最大で3倍程度、大腸がんに
なりやすいとの疫学調査結果を、厚生労働省研究班(主任研究者・
津金昌一郎(つがね・しょういちろう)国立がんセンター
予防研究部長)が1日発表した。

 こうした人は肥満や高インスリン血症、糖尿病に陥っている恐れ
があり、ホルモンバランスが崩れることも加わって発がんを促して
いる可能性があるという。

 インスリンは健康診断などで一般的に測定されてはいないが、研
究班の大谷哲也(おおたに・てつや)・群馬大助手によると、生活
習慣を改善し肥満を解消すれば、低下させるのに役立つ。同助手は
「将来は、大腸がんのリスクを評価する指標にインスリン値を使え
るかも」としている。

 研究班は、全国9地域で40―69歳の男女約4万人を、199
0年から2003年まで追跡。体内でインスリンがつくられる際に
できる副産物でインスリン測定の代用になる「Cペプタイド」の血
中濃度と大腸がん発症との関係を調べた。

 その結果、男性ではCペプタイド濃度が高いと発症の危険度が上
昇する傾向を確認。最も濃度が高いグループの危険度は、最も低い
グループの3.2倍だった。特に結腸がんでこの傾向が強く、危険
度は3.5倍に拡大した。

 女性ではこうした傾向はみられなかった。大谷助手は「性や地域
によって発がんの仕組みが異なるのかもしれない」と分析している。
[共同通信]

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大腸がんのリスクに関係する、遺伝子の個人差
大腸がんのリスクに関係する、遺伝子の個人差

大腸がんは、最大30%程度が、家族暦(遺伝子)に関連しています。
しかし、大腸がんと家族暦の関連を説明する遺伝子の特徴はほとんど分かっていない。
今回、大腸がんリスクに影響する遺伝子の個人差を調べた。

その結果、遺伝子修復に関する遺伝子の個人差(MLH1)の変異(MLH1-93G>A)が
一部の大腸がんのリスクと関係があることが分かった。

JNCI Journal of the National Cancer Institute 2007 99(6):463-474
http://jnci.oxfordjournals.org/cgi/content/abstract/99/6/463


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⇒将来は、遺伝子を調べることで、
大腸がんに気をつけた方がいい人が分かる時代がくるかもしれません。

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大腸がん悪性度を遺伝子診断
 医療検査機器大手のシスメックスは大腸がんの悪性度などを短時間で判定する新たな遺伝子診断技術の事業化に乗り出す。手術の方法など最適な治療法が分かり、患者の生活の質向上につながる。3年以内をメドに遺伝子診断装置を実用化し、昨年欧州で発売した乳がん向けの装置とともに医療機関に売り込む。
 同社の技術は、大腸の周囲にあるリンパ節の一部を切り取って調べ、がん転移の有無を見極める。がん患者から取り出したリンパ節を使い、がん転移を精度よく見つけられることを確かめた。


[2007年3月10日/日本経済新聞 朝刊]

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<大腸がん>転移の兆候、仕組み解明 京大グループ
京都大大学院の武藤誠教授(遺伝薬理学)のグループは、大腸がんが周囲の組織に広がる「浸潤」の仕組みを解明した。がん細胞は「CCL9」というホルモンを使って血液中にある極少量の免疫細胞を引き寄せた後、免疫細胞が出す酵素を使って正常細胞の中に潜り込んでいた。武藤教授は「CCL9の受容体を阻害する薬剤ができれば、免疫細胞ががんに引き寄せられるのを防げる。浸潤を抑制し、がんの拡大を防ぐ新治療法につながる可能性がある」と指摘する。成果は19日、米科学誌「ネイチャー・ジェネティックス」(電子版)に掲載される。
 同グループは、人為的に大腸がんを発症させたマウスで、がん細胞の先端に免疫細胞の一種である未分化の骨髄球が集まり、がん細胞の浸潤を促進する酵素を作り出すことを確認した。骨髄球はCCL9の受容体を持っているため、がん細胞が出すCCL9に引き寄せられる。この骨髄球は骨髄内にあることが知られていたが、血液中にもわずかに存在していることが新たに分かった。また、人の大腸がんの一部でも同様の仕組みが働いていることも確認した。
 浸潤は、良性腫瘍(しゅよう)が悪性化する際の特徴で、転移の兆候でもある。このため以前、浸潤促進酵素の働きを直接阻害する薬剤の開発が進められたが、頭痛など強い副作用が出るため失敗していた。

3月19日3時1分配信 毎日新聞

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テーマ:健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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<大腸がん>検診受けると…死亡する率半分に
検便による大腸がん検診を受けると、大腸がんで死亡する率が半分程度に下がると推測されるとの調査結果が厚生労働省研究班(担当研究者=井上真奈美・国立がんセンター予防研究部分析疫学室長)の4万人規模の調査で出た。米国の専門誌に13日、論文が掲載された。
 今回の研究では90年に、岩手、秋田、長野、沖縄県に住む40歳から59歳の男女約5万4000人にアンケートし、過去1年以内に、便潜血検査(便に混じった血の有無を調べる検査)による大腸がん検診を受けたかを聴いた。
 回答した約4万2000人を、03年まで追跡調査。検診を受けていた約7000人は、受けていなかった約3万5000人に比べて、大腸がんで死亡した率が7割ほど低かった。
 ただし受けたグループでは、大腸がん以外による死亡も、受けないグループより約3割少なかった。これは、検診を受けたのが健康全般に気を使う人たちで、受けない人たちより生活習慣が良かったためだと考えられた。
 研究班は、大腸がん以外による死亡の減少分を差し引いた部分が、検診そのものの効果だと判断。検診受診によって、大腸がん死亡は大まかに半分程度になると推測した。

3月14日15時3分配信 毎日新聞

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よく運動する男性、大腸がんリスク3割減…厚労省調査
2月20日14時39分配信 読売新聞


 男性で運動や肉体労働などで体をよく動かす人は、ほとんど体を動かさない人に比べ、大腸がんになるリスクが3割も低いことが、厚生労働省研究班の大規模な疫学調査でわかった。結果は20日公表された。

 研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)は、1995年と98年の2回、全国の45~74歳の中高年男女約6万5000人を対象にアンケート調査を実施した。それぞれが一日に運動する時間と運動の強さを調べ、活動量を計算。活動量の差で4集団に分け、2002年まで追跡調査し、大腸がんを発症する危険度を比較した。

 その結果、男性では活動量が多い集団ほど大腸がんになるリスクが下がる傾向があり、激しい運動などで最も体を動かす集団は、最も体を動かさなかった集団に比べ、31%も低かった。結腸がんのリスクの差は42%もあった。

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独メルク、結腸・直腸がん治療の抗体医薬を承認申請
ドイツ系製薬メルク(東京・目黒)と米バイオ医薬品大手イムクローン・システムズ(ニューヨーク市)は、結腸・直腸がん治療薬「セツキシマブ」(一般名)の製造販売承認を厚生労働省に申請したと発表した。セツキシマブはがん細胞の受容体に結びついて、がんを攻撃する「抗体医薬品」。ほかの薬剤では効果が十分でなかった患者向けに需要が見込まれる。
 セツキシマブはイムクローンが創製した。がん細胞表面に現れる受容体に結びつき、増殖するのを防いで、がん細胞を殺傷するという。適応症としては病状が進行したり転移したりして手術ができない結腸・直腸がんなどを想定している。既存の治療薬で効果が十分でない場合の併用などで用いる。


[2007年2月7日/日経産業新聞]

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大腸癌(がん)リスクは男性の方が高い
大腸癌(がん)の原因となるポリープは、女性よりも男性に多くみられることを示したポーランドのグループによる研究が、「New England Journal of Medicine」11月2日号に掲載された。
 大腸癌検診ガイドラインの修正を提案しているが、米国の専門家は異議を唱えている。大腸癌(結腸直腸癌)はほかの癌と異なり、前癌状態のポリープを検知することにより、かなり予防できる。米国消化器病学会(ACG)では現在、平均的リスクをもつ人の場合、大腸内視鏡検査を50歳から受けるよう推奨しているが、男女での区別はない。内視鏡検査およびその他の検査法の利用により、米国では過去20年で大腸癌が有意に減少しているという。

 今回の研究は、マリア・スクロドフスカ‐キュリー記念癌センター(ワルシャワ)の研究チームが、ポーランドでの大腸内視鏡を用いた大腸癌検診プログラムに参加した40~66歳の被験者5万人強のデータを調べたもの。40~49歳の被験者は大腸癌の家族歴がある人で、ほかは平均的リスクの人である。50~66歳では約6%、40~49歳では3.4%に、進行した新生物(大腸の病変またはポリープ)がみられ、男性では女性よりも73%多くみられた。この結果に基づいて、研究グループは、大腸癌の検診に関するガイドラインを、年齢やリスクだけでなく性別も考慮したものに修正することを提案している。

 しかし、米Northern Westchester病院(ニューヨーク州)のJerald Wishner博士は、大腸癌やポリープは女性にも非常に多いので、男性に集中して検診を行うのは問題だと指摘。米テキサスA&M大学医学部のAndrejs Avots-Avotins博士も、わずかな差はあっても大腸癌は男女均等に発症するもので、男女を区別するべきではないと述べている。

 またWishner氏は、大腸癌の罹患率や食生活が異なるポーランドの研究を米国人に当てはめるのは難しく、費用対効果の面でも、癌に関しては、最善の方法と費用の安い方法とを量りにかけるべきではないという意見だ。Avots-Avotins氏は、大腸内視鏡検査の供給には限りがあり、この知見がリスク階層化の一つの手段となることは認めているが、ガイドライン変更の必要性についてはやはり疑問を呈している。

[2006年 11月1日/HealthDay News]

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カルシウムサプリメントの結腸直腸腺腫の再発リスクに対する防御効果
これまでに、カルシウムサプリメントが結腸直腸腺腫の再発リスクの減少に効果があることが分かっています。しかし、サプリメント投与の中断後、どの程度の期間効果が続くかは分かっていませんでした。
今回の研究で、どの程度、効果が持続するかについて調べられています。

<方法>
カルシウムサプリメントのポリープに対する効果の研究として、1988年から1992年までの4年間、無作為割付試験によって、結腸直腸腺腫の前歴のある人たちを対象に、1200mg/dayのカルシウムを投与するグループとプラセボのグループで行われた。

<結論>
カルシウムサプリメントの結腸直腸腺腫の再発リスクに対する防御効果は、サプリメントの持続的投与を止めたあとでも、積極的な処置の中断の後、5年間延長されることが分かった。


<出典>
JNCI Journal of the National Cancer Institute 2007 99(2):129-136

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がん転移遺伝子突き止めた 北陸大・小倉教授らグループ 大腸がんの悪性度に関与
北陸大薬学部の小倉勤教授(生命情報科学)と国立がんセンター東病院臨床開発センターの江角浩安センター長らの研究グループが、がんの転移に強い関連があるタンパク質「ARK5」と、このタンパク質を作る遺伝子を突き止め、米国の国際学術誌「がん遺伝子」などに発表した。

 膵臓(すいぞう)がんの培養細胞のうち、「ARK5」が少ないものに対して人為的に「ARK5」を作る遺伝子を導入し、マウスの皮下に移植したところ、非常に転移が促進することを確認した。また、大腸がん患者のがん細胞で「ARK5」を調べたところ、悪性度が高く転移しやすいものほど「ARK5」が多いことが分かった。

 「ARK5」の探索はもともと、栄養があまり届かなくても生き延びる膵臓がんの秘密を探ることから始まった。栄養を節約する働きがあるタンパク質とよく似た構造のタンパク質を探し出す中で、世界で五番目に見つかったタンパク質であることから名前に「5」を付けた。これまでの研究で、「ARK5」が最もがんとの関与が強いとみられている。

 小倉教授らは「ARK5」の活性を抑える物質を調べる研究にも乗り出しており、実現すれば、発がんを抑える新しい薬になるほか、抗がん剤の効き目を良くする効果も期待できるという。



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