がんの勉強部屋☆
がんの最新情報から予防、医療情報まで科学的証拠に基づいた情報を集めます。バイオ系大学院生が知識を総動員しながら勉強中です
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バイエル薬品、悪性リンパ腫適応の経口タイプ抗がん剤発売
バイエル薬品(大阪市)は12日、悪性リンパ腫の治療を目的とする抗がん剤「フルダラ錠10mg」(一般名はリン酸フルダラビン)を発売したと発表した。再発または難治性で、低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫と、マントル細胞リンパ腫に適応する。経口タイプのため外来での治療も可能。悪性リンパ腫に苦しむがん患者にとって治療の選択肢が増える。
 B細胞性非ホジキンリンパ種は日本人に最も多い悪性リンパ腫。低悪性度型の同リンパ腫は細胞分裂があまり盛んでないため、化学療法が効きにくい問題があった。2001年に抗がん剤「リツキシマブ」が登場し、他の薬剤との併用療法で治療成績は向上したが、長期間投与を続けると効き目が落ちる例もあった。

[2007年7月13日/日経産業新聞]

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<人工リンパ節>マウスに移植、免疫力20倍
 人工的に作成したリンパ節を免疫力の低下したマウスに移植し、免疫機能を正常マウスの約20倍に高めることに理化学研究所が成功した。高い免疫力は1カ月以上持続した。免疫力の強化は、エイズなどの重症感染症やがんなどの治療に有効だという。15日付の米基礎医学専門誌(電子版)に掲載される。
 リンパ節はわきの下や頚部(けいぶ)などにあり、ヒトの体に入ったウイルスなどの異物(抗原)が運ばれてくる組織だ。リンパ節中の免疫細胞が異物と結合すると免疫反応が始まり、異物を排除する抗体を作り出す。
 研究チームは、たんぱく質の一種のコラーゲンを3ミリ角のスポンジ状にし、免疫反応に重要な2種類の細胞を染み込ませた。これを正常なマウスの体内に移植すると、リンパ節に類似の組織ができた。複数の免疫細胞が本物と同じ比率で存在し、血管も形成された。
 この人工リンパ節を、免疫不全症を起こしているマウスに移植したところ、異物に対する血中の抗体量が正常マウスの約20倍にも高まり、1カ月以上持続した。

3月16日8時52分配信 毎日新聞

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